「くす‥」


「えっ?」



詩音の笑いと共にあたしの
視界には天井と詩音…


ま さ か‥



「でもさ、ダメだよ
飼い主を驚かすのは?」


なんて意地悪な微笑みの詩音


「ちょっ、退いて詩音」




「ダメー
 ペットをしっかり
 しつけないといけないから」