「へ・・・あのぉ・・・


王子様・・・?


ちょーっとこの手を・・・「奈美。」・・・え?」




「王子様だなんて堅苦しい


悠斗って呼んでよ」




・・・・・



(あ、この人、悠斗って云うんだ。

こんな王道な王子様の服着て

キラキラしてたから


ルイ14世とかかと思った。。。)





「奈美?」



「へっ!?


ゆ・・・ゆうとさん?」






「・・・・・


やっぱり君は記憶を無くしているよ・・・


僕のことを思い出せてないみたいだしね・・・」




「・・・・はぁ?・・・」



(記憶を無くしている?


この人、、、さてはバカだな・・・?)



「奈美、待っててね。


僕が思い出させてあげるから。」




そう言って、王子様は
目を開けたときに居た、真っ白な部屋から
瞬間移動?で消えていった。



なんだったんだ・・・