がらっ



私たちが


話しをしてると


いきなり、教室のドアが開いた









「くそ、うぜぇな


あの女」





顔を歪めながら

言う奴は






瞬だった。








「うぅわ

怖っ」




私の友達が言う







「おぃ、愛里


なんで俺を置いてくんだよ



そのせいで俺、今、めっちゃ気分わりぃ」








私のところに来て


言った言葉がこれだ。








自己中心的な奴め!!


じこちゅー!!



むかつく!!







「ふぅん


いいきみだよ」






私が本音を言うと






「あぁ?




なんか言ったか?」





とめちゃくちゃ怖い顔で

返してきた










このまま、ほおっておいたら


きっとあのギャルたちに
言って



いやがらせをさせるのだろう。




きっと私は

瞬に好かれていない




ちょうどいい、パシリかなんかと思っているはずだ



いやがらせは面倒なので







「すいませんね。


おいていっちゃって。」






と一応、謝っておいた









「・・・・・それでいいんだよ。」





と小さな声で
返してきた










む・・・むかつく・・・