私たちは
靴から上履きに履き替えようとしたとき
「・・・・・はぁ・・・・」
「どうしたの?
愛里・・・?
・・・・・・うわ・・・・」
私の上履きの中に
画鋲が入っていた。
「・・・・・小学生レベルでしょ・・・
呆れる。。。」
「・・・・・絶対、さっき皆藤に
まとわりついてた女の子たちでしょ?
やっぱ最低・・・
こんなことされても何も言わないつもりなの?」
「まぁ、いいよ
別に・・・
いつか逆襲してみせる!!」
「うわぁ・・・愛里の逆襲、
怖そう!」
私は入っていた画鋲を
さっき瞬にまとわりついていた
女子の上履きに一個一個
入れておいた
「まぁ、いっか
これで!」
私は満足して
教室へ向かった
満足したせいか、このちょっぴりの仕返しを人にがっつり見られていたなんて私は気づかなかった。