「拓斗く~ん!どこぉ~??」


朝から俺の名前を呼ぶなッ!!


なんなんだよ・・・・。


「拓斗!!先輩が呼んでるぞ?」


「別にいいよ。それより何?」


俺のは斉木拓斗(さいき たくと)この学園の1年。


俺をに声を掛けたのは・・・・・。誰だっけ?(笑)


ウソウソ。こいつは連れの吉川駿(よしかわ しゅん)


同じクラスだな。


「拓斗さぁ!!美女コンどうする?」


「誰でもいいよ・・・。めんどくせぇし。」


「担任から聞いたけどウチのクラスから、天馬亜里未って子が出るらしいぜ。」


天馬亜里未?


何か聞いた事がある名前だな。


「ん?拓斗知ってる子か?様子が可笑しいが。」


「いやっ!なんでもねぇよ。」


なんでもなくねぇな確かに知ってる。天馬亜里未。


俺がかつて告って見事に玉砕された唯一の女。