「じゃあ代表になるのを引き受ければいいでしょ?」


おいおい何言ってるんだ!?


不良の私がそんな事――――――!!!


嫌待てよ。不良と言われ続けてきた、私の印象をガラリと変えれる事ができる。


こんなチャンス滅多にないじゃ~ん!!


こんな気持ちで、担任に代表になると言った。


―――――――2ヶ月後。


私は、学年代表にまでなった。


まじかよ。どうしよう・・・。


お局様方を相手にするなんて。


今ここで辞退するなんて言い出したら、学年代表になったのに悪いよな。


「亜里未!!」


来たよ・・・。来るタイミング悪いよアンタって言いたくなる。


「最終戦まで行ったねぇ!!このまま優勝だねッ!!」


イヤイヤ。ここまでくるのに、何回恥ずかしいおもいをしたか。


って、菜々華に言っても無駄と分かってるから、あえて言わない。


まぁここまできたから優勝目指して頑張るだな。


なんて思いながら最終戦が始まった。