「あぁ…はい、そうですねぇ…」
ただ今電話中。
そして、彼女といちゃいちゃ中。
なんでかなぁ、こう、里香を抱きたいと思った時に限って、邪魔が入るのさ。
「えーと…ユリちゃんの体重何キロでしたっけ?」
そう言いながら、里香の頭を撫でる。
ガンマ計算しなきゃ、薬の量が決められないからなぁ…いや、待てよ。
つーか、使用量の上限っていくらだっけか…?
色々考えていたら、
「…ぅ!?!?」
思考回路停止。
里香!!!
ケータイとは反対側の耳にかかる里香の吐息。
ってか、身体をまさぐるなよ!?
どこ触ってんだ、このバカやろー!!
“先生?聞いてますか?”
病院の看護師の声。
「…あー、ごめんなさい…もう一回言ってもらっていいですか?」
できるだけ平静を装った声で答えた。
ただ今電話中。
そして、彼女といちゃいちゃ中。
なんでかなぁ、こう、里香を抱きたいと思った時に限って、邪魔が入るのさ。
「えーと…ユリちゃんの体重何キロでしたっけ?」
そう言いながら、里香の頭を撫でる。
ガンマ計算しなきゃ、薬の量が決められないからなぁ…いや、待てよ。
つーか、使用量の上限っていくらだっけか…?
色々考えていたら、
「…ぅ!?!?」
思考回路停止。
里香!!!
ケータイとは反対側の耳にかかる里香の吐息。
ってか、身体をまさぐるなよ!?
どこ触ってんだ、このバカやろー!!
“先生?聞いてますか?”
病院の看護師の声。
「…あー、ごめんなさい…もう一回言ってもらっていいですか?」
できるだけ平静を装った声で答えた。