そんな私を毎回茶化してくるのはケイゴだった
 ケイゴは180センチの身長でいつも笑顔で周りを明るくさせるムードメーカだった。ケイゴは教師を目指していたせいか、子供の扱いが上手かった。
泣いてる子供に近寄り笑わせる。
そんな彼を見ていると微笑ましくも思った。
ケイゴはまるでホストの様に女の子には誰でも優しかった。
常に女の子がケイゴの周りにいる。それは日常茶飯事だったが、何となく嫌だった。