彼女
佐倉は

気まずい間がないほど話す奴で
真面目な部分を持ち合わせてて
一緒にいて疲れない奴だった。

共感できる部分が多くて
常に向き合っていられる奴だった。


初めて話すとは思えなかった。

それだけやりやすい相手だった。


この日はお互いの話と
日誌のためにクラスの状況を報告。

リストの確認と
今後の予定なんかの確認で

気づけば1時間はあっという間に過ぎていた。