恋桜満開CHU!



「あの頃…俺がちゃんと想いを伝えてたら違う未来があったのかなって」


「…想い…?」


ぱっと前を向くと、いつしか海斗は私の前に立っていた


「好きだ、椎名」


とっさに言われたその言葉

私は意味を理解するのに時間が掛かった


「…………えっ……??」


「俺は椎名が好きだ。昔からずっと。これからも…ずっと」