「俺、明日の6時頃にここを出るから」


「うん…」


寂しくなるな、この家も


あ、そうなるとお姉ちゃんたち帰ってくるのかな…


なんて試行錯誤していた


「最後の夜くらい一緒に寝よーか」


悪魔のようにニッと笑う零央


昼のあの女の人が頭から離れない