アイスを食べていた凜は、最近一年七組とその近くのトイレに近づくのが怖いと感じていて、何故だろうかと考えていた。

如月 奏太は音楽室でみゆきと二人っきりになると鳥肌が立つようになった。

岡本 みゆきは鋏に異常に反応するようになった。

几亥谷 奈津紀は鋏・血・武藤に異常に反応するようになった。

武藤 紫稀は事務室にはいりずらくなった。

椎名 恵美は御守りを常備し始めた。

城崎はいつもと変わらないが、ただこころなしか椎名を避けている気がする。

碧月翠はときどき不安な顔をしたり、美術室の棚を見つめている。

進藤 新はどこか落ち着きがなかった。