亜矢那は悩んでいた。



風奈と菊間くんのもんだい。
(連夜くんのこともある。)

みーくんと香月のもんだい。
(お友達にさせよう作戦。)

そして、さっきまで遊びに来ていた
千夏となんとかくんのもんだい。
(名前は覚えていない!興味ない!)



「どー考えても、恋愛相談多すぎじゃね!?」

でっかい独り言を叫んでしまうくらい。

その声に驚いて
最近飼いはじめた黒猫の葉月が
逃げていった。


「驚かせてごめんよー、はーちゃん。」



次にくる相談は…

風奈は菊間くんとのメールの内容+連夜くんとの別れかた。

みーくんは香月との友達関係の作り方。

千夏はなんとかくんのメアドの聞き方。


多分こんなかんじだろう。



「一つ、一つ迅速に解決しよう。」

亜矢那は行動に移すことにした。