【あの日、僕等が見ていた空】を読んで頂き、ありがとうございます。
この物語は第7回ケータイ小説大賞用に書き下ろした作品です。
【夢】というテーマを見た時、夢をどう表現していいのか悩みました。
将来の夢なのか、自分が見た夢なのか、それとも女の子が憧れるキュンとした恋の夢物語なのか……。
どういった作品を書けばいいのか……。
悩んだ末に書いたのがこの作品です。
生きる希望も夢もない少女が先生と出会い、生きる希望も夢も出来て大きく成長していくストーリー。
ベタな話と言われたらそうかもしれません。
でも自分なりに【夢】というテーマを表現したのが、このような物語になりました。
物語の中で【空ってさ、見る人によって違う色に見えると思うんだ。それは、その人の心を表しているんだよ】っていう先生のセリフがあります。
なので最後、日和と先生が見た空の色は、あえて書きませんでした。
それは読んだ読者の方に想像してもらいたいと思ったからです。
私は日和と先生が見た空の色は、きっと綺麗な青色だったんじゃないかなと思います。
生きていれば、いろんなことがあります。
苦しいことも悲しいことも辛いことも……。
そんな時は空を見上げて下さい。
そして、それを乗り越えた時、きっと楽しいことやいいことがあると思います。
最後に、もし読んで投票して頂けたら嬉しいです☆
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
アナタの目に映っている空の色が、綺麗な青色でありますように……。
願いを込めて……。
2012.09.15
羽月琉海



