「キャッ!」
1人の男に押し倒される。
もう1人の男が馬乗りになってくる。
「日和ちゃん?可愛がってあげるからね~」
馬乗りの男がそう優しく猫なで声でそう言った。
気持ち悪くて吐きそうになる。
「いやっ!やめてっ!」
体をうねらせ必死に抵抗するけど、男の力に適うはずもなく……。
着ていたブラウスを左右に思いっきり引き裂かれた。
ボタンが飛び散る。
激しく頭を左右に振り、抵抗する。
マイは足を組んでベンチに座り、こっちを笑いながら見ている。
「いや……やめて……。お願いだからやめて……」
そんな言葉を男たちが聞き入れてくれるはずもなく。
馬乗りの男が私の首筋に舌を這わしてきた。
もう終わりだ……。
この男たちに犯されるんだ……。
私の頬に一筋の涙が伝った。



