「その友達、この人のことが好きなんだって」
「えっ?」
「土曜日に、○○駅前の広場に先生と知らない女の子が2人でいたって、悔しくて思わず携帯で写真を撮ったって、先生は彼女はいないって言ってたのにって……。そう言って泣きながら私に電話してきたのよ。私ね、友達が可哀想になっちゃって。どんな女なのか見たくなったから、その画像を写メしてもらったの。送られてきた写メ見てビックリしちゃった。だって、友達が言ってた女が水沢だったんだも~ん」
マイはそう言ってクスッと笑う。
「ちがっ!これは……」
「何が違うの?この人、彼氏じゃないの?って、ことは援交か何か?大人しそうな顔してヤることはヤってんだぁ!」
マイの言葉に私は頭を左右に振った。
違う……。
そんなことしてない。
「さすが、犯罪者の娘!親が犯罪者なら娘も犯罪者ってわけだぁ!この糞ビッチが!」
マイが私を睨み付けてくる。
私は何も言えず俯いたままだった。



