「水沢~!」



月曜日――。


学校へ行き、いつものように席に着いてボーとしていた。


そこへマイと、その取り巻きたちが私の机を囲むように立っている。


私は無言でマイを見る。



「これ、なーんだ?」



マイは私の机の上に携帯を置いた。


マイと取り巻きたちはクスクス笑ってる。


机に置かれた携帯の画面に目を移す。


…………えっ?


一瞬、なんのことかわからなかった。


でも、携帯の画面を見て凍りついた。


何で?どうして?


誰が、こんな……。