「・・・すいません・・・。先輩」





「なにが」




「急に倒れて 先輩の家にお邪魔したりして・・・」






「そんなにきにすんなよ」






先輩は笑顔でいってくれたけど・・・。










「でもっ・・・・・」







悪いから帰ると言おうとしたそのとき







コンコンッ








「奏ー?彼女起きたぁ?」







「かっ・・・!?かのっ!?」





私は 彼女って言葉に 驚きながら今の女の人の声が気になった。






ガチャ





「あっ目覚めたの?よかった」






誰なんだろ?この人・・・。







「こいつ 俺の姉。すみれ」





「どーも 風見すみれです!今年21歳ね」





「あっ、私 市原 紗耶乃です。お姉さんだったんですか!?てっきり同級生かと・・・」




「キャー!ほんと?ありがとうっ!奏、この子ちょーいい子じゃん」



「はぁ・・・歳が若く見られたぐらいで 騒ぐなよ・・・。水もってくる」