おそるおそる先輩の顔をうかがうと・・・。 顔を真っ赤にしてわたしから目をそらすようにしていた。 「・・・先輩?」 私の声にハッとして 「そっそんなこと、彼氏以外にいうなよ」 そういって 自分のロッカーを閉め早足で部屋からでていった。 「私、彼氏いないのに・・・。なんで?」 私は先輩の言葉の意味がわからず ひとりかんがえこんでいると。 「紗耶乃ちゃん!早くホールいきなよ!!」 と、神坂先輩におこられてしまった。