そんなこんなしてるうちに、時刻は朝の9:30
そういえば、今日から夏休みだったな。

クーラーつけていなかったこの部屋に
こんな奴といると、汗がとまらない。


「…あっっつい!!!」

喉が乾いて、リビングまで
階段をおりようとした。

「どこ行くんだよー」

ベッドにあごを付けて、
上目遣いで聞いてくる。


「リビング。」

「あ!じゃちょっと待って!!」

「もぅ・・・何?! アシガシビレテウゴケネェとか言わないでよ。 」

「足が痺れて動けねぇ、ちょ…助けて。」


はーぁ、やっぱりか(笑)

勇作の手を握って、思い切り引っ張って立たせた。

「歩くくらい出来るでしょ、頑張ってー♪」


あたしは勇作なんてお構い無しに、
先にリビングへ向かった。

後ろには、ひょろひょろ階段をおりる
勇作がいる。
危なっかしいなぁー…(笑)