………
キーンコーンカーンコーン~


はぁー授業終わった。

うへー…やばいよぉ…。


あまりの頭痛に
思わず手でおでこを抑えた

抑えた手のひらから
じわじわと熱が伝わってくる…



「華音?!」

「うわっ!!」

び、びっくりした…
あ…美来羽か。

「一緒に帰ろ♪」

「いいよ♪」

なんて…熱があることを隠す


「あ、櫻奈さーん」

先生の声がした

「はい?」

「このプリント、チェックしといてくれない?今日中々できなくて…
終わったら、職員室持ってきてくれればいいから、よろしく。」


と言って、あたしにクラス分の宿題プリントを渡してきた