…………

「終わったぁー!!」

「…俺もー!!」


あれから勇作にも、宿題を嫌々…
って訳じゃないけど手伝ってもらって

何とか終わった。


「華音ー、お腹空いた。」

時刻は18:30

もうこんな時間かぁ…
なんだろ、あたしそんなに
お腹空いてないんだよね


「華音…顔赤くね?」

え?!あたし…まだ赤い?

「どした…?」

勇作が、あたしのおでこに
自分のおでこをくっつけた

「…勇作、熱なんかないから
大丈夫だよ…?」

「ん…熱はないかも。」

ただ、お腹空かないだけだし。

「大丈夫だから!!

…あ、メロンパンあるよ」


勇作の大好物、メロンパンがあるのを思い出した。


「まじ!!!」

勇作は目をキラキラさせると、
キッチンからメロンパンをくわえて
スタスタ戻ってきた。

「よくわかったね(笑)」


「…んぅ」


食べるのに必死(笑)