_____…


「華音ーーー!!!」




あたしが気持ちよく寝ていたら、
近くからあたしの名前を呼ぶ
声が聞こえた。


重たいまぶたをゆっくり開いたら、







「おーはよ♪」





ニコニコ笑顔で
あたしの上に乗っかる
勇作がいた。





「……ん……今…何時…?」



「9時半!!」




なら、まだ大丈夫だ…

寝る。




「華音!華音!華音ーーー!!!!」




ぁーーーうるさい…
しかも重いし




「何?!……もーおもたぃ…ゆ……さく」





「華音、今日お祭り行こうぜ!」






「ぁーごめ…もぉ遊ぶ約束しちゃった…



だから…ちょ、寝るから一階行ってて…」