は?!意味わかんないっえっ嘘でしょ?!え?!

「ほらっ」

あたしが混乱している間に、いつの間にか勇作の腕がほどけていて、
テーブルの上に置いてあった携帯を取りにき、一件のメールを見せてきた。


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From:お母さん
Re:よろしくね(^^)

言い忘れてたんだけど、仕事の都合で一週間
帰って来れないから!ちなみにお父さんも。
えみちゃん(勇作のお母さんのニックネーム)
家に、ご飯のこと頼んでおいたから☆
まぁ寂しかったら勇作と寝てな!(笑)

勇作、華音に勉強教えてやってね(^^)
よろしくー*
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聞いてないよおおおおお!!!
もー…本当、自由人なんだから・・(泣)

「まぁーまぁー俺がいるから安心しろ♪」

と言いながら、勇作は肩を組んできた。

「安心じゃないよ!!」
「でも1人怖いんでしょ?(笑)」
「べつに…」
「ハハッ(笑)いいよ夜来てやるから」
「ぃやっ…夜…」
「腹減った!!よしオレん家行こ。」

そう言って、勇作はあたしの頭をポンポンッとしてから、
一緒に玄関をでた。

こんな彼氏みたいなことをされても、
もう気にならなくなってしまった。