「カランッ」…

あたしは体の力が抜けて、
ずっと握っていたジュースを
地面に落としてしまった。


「あっ…」



そのジュースを拾おうとして
しゃがんだけど…


勇作が離してくれなくて
ジュースが拾えない。


「んぅ…ジュース…」


手を伸ばしても、
届くはずがない…



「…フッ(笑)」


そんな華音を見て、どうしても、
もっといじめたくなってしまう




「ゆーうーさーく!!」

んもぅ…好い加減離してよ

勇作笑ってるし…



やっぱり
いじわる幼馴染。



「はいっ。」


すると、いつの間にか
腕がはずれていて

ジュースを拾ってくれた。


そして、あたしの頭をポンポンしながら

「帰るか?」

「ぅぅん…//もうちょっと海見たい…」


「いいよ(^^)」





____



その後、20分後くらいに、
迎えが来た。

その車でも、
2人は爆睡だったらしい(笑)