あたしたちが訪れたのは小さな小さな公園だった。 「俺さ、ちっさい頃ここに毎日来て遊んでたんだよ。」 『?…ここ陽斗の家から遠いよね?』 「昔はここら辺に住んでたから」 あたしたちはその公園にあったブランコに座り、2人でずっと他愛もない話をしていた。