「っ、椎菜ちゃん!?早く、早く来て!!!陽斗がっ、」


よくわからないまま、***病院に来て、そう言われた。





なんで、なんで病院?


陽斗に何があったの?



何度優也くんに聞いても早く来て、としか言わない。



とにかく、とにかく陽斗の居るとこに行かなきゃ。


無我夢中で走った。




やっと着いたときにはあたしは呼吸がものすごく乱れてしまっていた。