私は、駅の真ん中に目立つ噴水の前に立ち、そこで三人を待つことにした。
──よく考えると、待ち合わせなんてするのは始めてかもしれない。
早く来て良かったな、と改めて思った。
ドキドキしながら待っていると、遠くから手を振るみほちゃんが目に入った。
私も同じように手を振ると、こちらへと向かってくる。
「さくちゃん、早いね」
目の前でぴたりと止まると、そう言って微笑む。
そんなみほちゃんも見て、すごく可愛いと思った。
淡いワンピースに髪の先を緩く巻いていて、笑う頬にピンクが薄く色づいている。
「うん……みほちゃんとても可愛い」
……同じ女の子なのに、すごくドキドキしちゃうよ。
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