その声にビックリして、一瞬肩を震わせる。
「お母さん?」
「さ、桜……?」
後ろを振り返ると、今起きてばかりであろうお母さんが目を擦りながら驚いていた。
「どうしたのっ……いつの間に!?」
その瞬間に、コンタクトだということや服装に気づく。
上から下をじろじろとお母さん見られ、恥ずかしくてつい俯いてしまう。
「変かな……?」
「わー、可愛いじゃない」
「わあっ」
その言葉の上に被せるように言うと、いきなりお母さんにがばっと抱きしめられた。
「ほ、本当……っ?」
抱きしめながらそう聞くと、お母さんは私を離しにっこり笑いゆっくりと頷く。
なんだか誉められた気がしてすごく嬉しい。
私は照れながら「ありがと……」とお母さんに微笑んだ。
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