いつもだと寝ている時間帯に手探りで鳴った時計を消すと、もぞもぞと芋虫のように起きる。
目をこすりながら、読みかけの本の隣に置いてある眼鏡をかけた。
………夢に見たように、遅刻しないで良かったぁ。
そうホッとしながら、ベッドから降りて立つとふと目に入る一つのワンピース。
そして、机に丁寧に置いてあるコンタクトの青い箱。
あの時、ワンピースを買った後にコンタクトの売ってあるお店へと足を運んだ。
自分から個々に行きたいとか、着てみたいと思ったことが無かったので、私はビックリした。
『みほちゃん……コンタクトにしたいんだけど、どうしたらいいかな?』
そう言ってみたとき、なんだか恥ずかしかったな。
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