「試着していいですか?」
「はい、こちらへどうぞ」と言うとみほちゃんの服を預かろうと手を出す。
「あ、ありがとうございます」
一着だけ渡すみほちゃんに疑問に思った。
なぜなら、私はみほちゃんがするものだと思っていたから。
店員さんも同じようにそう思ったのか、不思議そうな顔をすると、試着室に案内した。
それに私達はついて行く。
「どうぞ」
店員さんがそう手をかざすと、いきなり私はその中へと押された。
「わあっ」
「あの、この子が試着しますので」とにこり笑うみほちゃん。
店員さんの目が一瞬だけ開くと、すぐに営業スマイルに戻る。
……え、私!?
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