「さくちゃん、可愛いのに……」 “可愛い”というその言葉に恥ずかしくて、つい下を向いてしまう。 「ね、せっかく遊園地に行くんだから買おうよ!」 「でも、遊園地だと動きにくいかな……」 心で思っているのとは、裏腹の言葉で誤魔化す。 「大丈夫だよ、どんなけアクティブティーと思ってるの」 私の言葉にふふと笑いながら、みほちゃんは店員さんを呼んだ。 「すみません、ちょっと良いですか?」 すると、可愛らしい店員さんがこちらにへと向かって来る。 「はい」 .