「まぁいいや」


過去の事だし。


たっちゃんはたっちゃんだしね。


私もたっちゃんも、もうすでに引退した身だもん。


関係ないしね。


「いいのかよ」


「うん。たっちゃんには変わりないし」


って言ったら、なぜか半泣きのたっちゃん。


ですが、私は興味なし。


さて、寮にでも行くかな…。


片付けもしないとだめだし。


「たっちゃん。私、帰るね」


そう言って、寮に戻ろうと思ったら…。