~蝶鈴I~

ふぅ…と息をつき、部屋を後にしようかと考えていると、扉が開いた。


「お父さん?何か賑やかだけど…お客さん来てるの?」


「優歌!?」


優歌?


優歌と言われた子を見ると、胸まである黒髪。


目もぱっちり二重だ。


ぞくに言う、美少女ってやつ。


「え…っ、お父さん!?」


女の子は組長の元へ駆け寄った。


そりゃあ驚くよね。


帰ってきてみると、部屋には女と倒れる父親。


何があったかなんて、組長の娘なら一瞬でわかるだろうし。


はぁ…どうしたもんかな。