「さてと、石原組の組長さん。私がここにいる理由は分かりますよね?」


組長だもん。


それくらい分かるでしょ。


だから私が入ってきた時に狼狽えていたんだろ?


組員たちだけで倒せると思った?


はっ、そりゃあ検討違いだな。


たった100人。


そんな少ない人数で私たちに勝てるわけねぇじゃん。


「っ…」


「…って事で…潰させてもらうよ」


私はその言葉と同時に、組長に殴りかかった。