「…もしかして…キス…しちゃった?」


ははっ、まさかよね?


当たってほしくない。


だけど、私の願いは砕けちった…。


「…気にすんな」


…って言う事は…、やっぱりしちゃったんだー!?


「いいじゃん。姫華だって、初めてじゃぁ…んっ!?ぐ、ぐるじいがら…」


「アハハッ。たっちゃん?私、早く文化祭の出し物決めたいな~?」


周りに気づかれない程度に殺気を出すと、それに気づいたたっちゃんの顔はだんだん青ざめていく。


…少しいじめすぎたかな。


「そ、そうだな!よし!決めるぞ!」


あっ、安堵の表情だ。


何でかな?