そのまま授業をことごとくスルーし爆睡していた私が目を覚ましたのは、三時間目の終了を告げるチャイムが鳴った後だった。 休み時間とはいえ急激に騒がしくなった室内に、強制的に起こされた私は正直お世辞にも機嫌が良いと言えない。むしろ最悪だ。 そこが学校の教室だろうが、授業中だろうが、不機嫌な態度は隠せない。 私はゆっくり身体を起こし、眠りを妨げた原因へ視線を向ける。 それは廊下から此方へとだんだん近付いてきて、この教室へと入ってきた。
派手な頭に、着崩した制服姿の男達。 しかもさっき見たクラスメイトの様に、 頭が悪そうなチャラ男ってだけじゃなくていわゆる存在感が在る感じのそこそこイケメン。 私はそんなの全然興味無いけど、周りの数少ない女子達の反応は凄まじく耳を塞ぎたくなるような甲高い声を上げていた 。
