40代そこそこだろうか。






綺麗な看護師さんに肩を支えられ、






簡単なベットに横になった。







「‥ハァッハァッ‥」




今も苦しい呼吸の中





「ゆーっくり呼吸してねー、



はい、ゆーーーっくり。」






朦朧としている俺の胸に




手をあて、





優しく話す看護師






…なんだろ…なんだ、この感じ










「…………かぁ………さん………」









俺の意識はそこで途切れた