皆がどれだけどんちゃん騒ぎしようと、私のテンションは上がらなかった。
お酒を飲んでも全然酔えないし、相変わらず雄の顔は見れないし……。
早く帰って寝たい。
「歩から電話掛かってきたから少し席外すわね」
「はぁーい」
桃花は歩きながら携帯を耳に当てると、見えない場所へと行ってしまった。
「鈴川さん!!」
「は、はいッッ」
「滝沢さんの好きなタイプ教えてっ!!つーか彼氏いるの!?」
切羽詰まったような青柳さんの言葉に何て答えようか困った。
桃花は歩君の存在を隠してる訳じゃないけど、別に自分から言ったりもしていない。
だから桃花に彼氏がいる事を知ってる人は受付内にもそんなにいない。
それなのに私何かがいるって言っちゃっていいものなんだろうか……。
とりあえず話せる範囲でいっか。
お酒を飲んでも全然酔えないし、相変わらず雄の顔は見れないし……。
早く帰って寝たい。
「歩から電話掛かってきたから少し席外すわね」
「はぁーい」
桃花は歩きながら携帯を耳に当てると、見えない場所へと行ってしまった。
「鈴川さん!!」
「は、はいッッ」
「滝沢さんの好きなタイプ教えてっ!!つーか彼氏いるの!?」
切羽詰まったような青柳さんの言葉に何て答えようか困った。
桃花は歩君の存在を隠してる訳じゃないけど、別に自分から言ったりもしていない。
だから桃花に彼氏がいる事を知ってる人は受付内にもそんなにいない。
それなのに私何かがいるって言っちゃっていいものなんだろうか……。
とりあえず話せる範囲でいっか。


