あたふたする私を放ってまたしても春ちゃんは姿を消してしまった。
あいつッッ!!
「それにその腕の中に丸まってるのはなぁに?」
「これは……その……色々と事情がありましてですね、お母様……」
お母さんの鋭い視線がまるでレーザーの様に、私の体に穴を空けていく。
でも言わなきゃ……っ!!
「この子うちで飼ってもいい!?」
いやぁぁぁぁ!!
お母さんの背後にどす黒いオーラが……。
「動物を飼う事がどういう事なのかちゃぁんと分かって言ってるの?」
「分かってる!!」
「可愛いからとかその程度の気持ちで飼うなら止めなさい」
「そんなんじゃないっ!!ちゃんと自分でお世話するし、躾もするし、みんなには迷惑かけないからッッ」
お母さんの大きな大きなため息が漏れ、どんどん不安が募っていく。
「勝手にいなくなったと思ったら猫を連れて帰ってくるなんて……。その上子供みたいなワガママ言って……全くこの子ったら……」
お母さんの言葉に段々と私の体は小さくなっていく様だった。
あいつッッ!!
「それにその腕の中に丸まってるのはなぁに?」
「これは……その……色々と事情がありましてですね、お母様……」
お母さんの鋭い視線がまるでレーザーの様に、私の体に穴を空けていく。
でも言わなきゃ……っ!!
「この子うちで飼ってもいい!?」
いやぁぁぁぁ!!
お母さんの背後にどす黒いオーラが……。
「動物を飼う事がどういう事なのかちゃぁんと分かって言ってるの?」
「分かってる!!」
「可愛いからとかその程度の気持ちで飼うなら止めなさい」
「そんなんじゃないっ!!ちゃんと自分でお世話するし、躾もするし、みんなには迷惑かけないからッッ」
お母さんの大きな大きなため息が漏れ、どんどん不安が募っていく。
「勝手にいなくなったと思ったら猫を連れて帰ってくるなんて……。その上子供みたいなワガママ言って……全くこの子ったら……」
お母さんの言葉に段々と私の体は小さくなっていく様だった。


