奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

春ちゃんの運転する車でホテルを後にした。


運転してる姿は慣れなくて、助手席に座っているのは落ち着かなかった。



「運転出来たんだね」

「十八になって直ぐ免許取ったからな」



そういえば私春ちゃんの年齢知らない……。



「あのさ、何歳なの?」

「二十三」



二十三!?


やっぱり年下だったんだ……。



「事故って入院してたから大学一年遅れて、今四年」

「え!? 大学生なの!?」



年下な上にまだ学生……。


なんだか社長、ごめんなさい……。



「それより、ちゃんと何があったのか教えてよ」

「あぁ、そうだったな。 事故って死んだとばっかり思ってたらさ、目を覚ましたら病院のベッドの上だったんだよね」



春ちゃんも知らなかったんだ。


事故にあってあんな状況になれば誰でもそう思うよね。



「それってつまり、昏睡状態だったって事?」

「そういう事。 リハビリやら何やらで会いに来るのが遅くなった。 まぁ、またこうして会えたんだしいいじゃん?」



言い方軽っ!!


出会った頃からこういうところは変わらない。


春ちゃんって感じ。