奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

初めて繋いだ手。


温かくて、照れくさいけど嬉しくて……って、浸ってる場合じゃない!!


春ちゃん部外者じゃん!!



「春ちゃんマズイよ!!」

「は? 何が?」



何がって、メッチャ見られてるじゃん!!


この状況でなんでそう堂々としてられるわけ!?



「あ、いたいた! 桃花ぁ!!」

「ち、ちょっ!?」



終いには堂々と桃花の名前を叫ぶ春ちゃん。


もう、勘弁してよ……。



「あら、やっと会えたの。 良かったわね」

「え!? 驚かないの!? もしかして桃花知ってたの!?」

「私もさっき挨拶してるのを見て知ったのよ」



……挨拶?


挨拶って何?



「文美借りる」

「お好きなだけどうぞ」



私一人パニクってる。


何でそんなに冷静でいられんの!?



「春兄と文美が何で手ぇ繋いでんの!?春兄の事紹介しようと思ってたんだけど、え!? どういう関係!?」



割って入ってきた優君の言葉にやや違和感。


春兄??


え?



「兄弟!?」

「そ、こいつ俺の弟」



優君の事一瞬春ちゃんに似てるって思った事あったけど、気のせいじゃなかったんだ……。