奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

ロッカーの中を見ると上の棚に携帯が置いてあり、ホッとした。


なくしてなくてよかった。


携帯の画面を見ると、メッセージが届いていた。



“俺も今日忘年会に参加するから”



優君も来るんだ。


会社見学でコリてると思ってたけど、意外とタフなのね。



“そうなんだ。 じゃあ後でね”



メールを返信すると、一分もしないうちに携帯が震えた。


返事早!!



“今日文美に紹介したい人がいる。 じゃあ後で”



紹介したい人?


もしかして彼女同伴?


最近めっきり連絡してこなくなったのはそういう事だったんだ。


何だがホッとした。


私は携帯を鞄に入れ、ロッカールームを後にした。


会社の外に出ると、やけに寒く感じた。


さっきみんなで歩いてる時はそんなに寒く感じなかったのにな……。


どんだけ話に夢中になってたのよ私。


駅に着き、一人寂しく電車に乗り込んだ。


電車に乗るのも昔に比べたら抵抗なくなったなぁ……。