奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

日下部さんに手を振り、いつもなら見えなくなるまで見送っているが、今日は直ぐに家に入った。


日下部さんが振り返ったときに、どんな顔をしていればいいのか分からなかったから。


玄関のドアをあける為鍵を差し込んで違和感を感じた。


あれ?


鍵が開いてる。


朝急いでたから鍵閉め忘れたんだ……。


家の中に入ると当たり前ながら真っ暗。


お母さんたちがいないとこんなに寂しいんだな。


廊下の電気を点け、リビングのドアを開けた。



「文美!!」



部屋の電気をつけようとしたら、突然春ちゃんが目の前に現れ驚いた。



「急に出てこないでよね。 ビックリするじゃん」

「早く外に出ろ!!」

「もう何? 帰ってきたばっかりなんだけど……」



意味わかんない。


部屋の電気をつけ私は言葉を失った。


何これ……。