奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

優君の案内を終え、通常業務も終わり、私はどこにも寄らずに帰宅した。


ベッドの上で気持ちよさそうに眠ってる春美ちゃん。


春美ちゃん専用のベッドを置いているけど、何故か私のベッドでいつもくつろいでいる。



「おかえり」

「ただいま」



家に帰ると必ずいてくれるのは春美ちゃんだけではない。


春ちゃんもいてくれる。


ホッとする。


どんなに疲れていても、春ちゃんの存在が私を癒してくれる。



「今日はどうだった? ドラ息子のお世話だったんだろ?」

「疲れたけど、楽しかったよ。 優君も色々大変みたい」

「大変なのはみんな同じだろ」



それはそうだけど……。


基本優しい春ちゃんだが、たまに最もらしく、多少厳しく感じるような事をサラッと言う。



「大変の種類が違う感じ」

「なんだよそれ、意味わかんねぇし」

「家庭の事情ってやつだよ」

「家庭の事情ね……」



外を眺めなにやら考えている春ちゃん。


この顔を見るとよく分からない不安に襲われる。