奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

食堂に着き、二人で休憩中。


優君はぶすくれた顔をして外を眺めている。


何を怒ってんの?


怒りたいのは私の方だよ。


優君は一日限りかもしれないけど、私はまだ辞める予定もないし明日からも働かなきゃいけないのに、あんな態度とられたら私は居辛くなるじゃん。



「……やっぱムカつく」

「はい? 何をそんなにムカついてるの? 言ってくれなきゃわかんないんだけど」

「俺の事はシカトしたくせに、あいつの声には反応しただろ」



そんな事でこんなに不機嫌なの?


本当に子供なんだから……。



「別に深い意味はないよ。 だから機嫌直してよ」

「機嫌直して欲しいの?」

「直して欲しいよ」



じゃなきゃやり辛いからね。


気まずいし。



「じゃあ今度二人で出掛けよう?」



……はい?


何言ってんの?



「あのね、そんな条件出されるなら機嫌直さなくていいよ。 ほら、次行こう」



私は空になった紙コップを持って立ち上がった。