「開けてもいいですか?」
「もちろん」
ただ出すだけなのに、すごくドキドキする。
袋から出し、包装紙を取ると、可愛らしい置物が姿を現した。
「可愛い……」
「気に入ってもらえたかな?」
「勿論です!! ありがとうございます!!」
ガラスの容器の中に咲くピンク色の薔薇。
半永久的に咲き続けるプリザーブドフラワー。
男性にお花を貰ったのは初めて。
「私、好きな人がいるんです……」
花を見つめていると、気付けば口から勝手に言葉がこぼれていた。
自分でもどうしてこんな事を口走ってしまったのか分からない。
「でも、絶対に付き合う事は出来なくて……この事黙ったまま、日下部さんの優しさに甘えてしまおうかとさえ考えたりもして……ごめんなさい、自分でも気持ちがまとまってなくって、意味わかんないですよね……」
「いいや……ちゃんと伝わってるよ」
「あ、ははっ、ごめんなさい……私にこんな素敵なプレゼントを受け取る資格なんてないんです」
春ちゃんの事を今でも凄く想ってる。
それなのに、こんなに真剣に考えてくれてる日下部さんにこれ以上失礼な事をしちゃいけない。
そう思った。
もっと早くに自制するべきだった。
「もちろん」
ただ出すだけなのに、すごくドキドキする。
袋から出し、包装紙を取ると、可愛らしい置物が姿を現した。
「可愛い……」
「気に入ってもらえたかな?」
「勿論です!! ありがとうございます!!」
ガラスの容器の中に咲くピンク色の薔薇。
半永久的に咲き続けるプリザーブドフラワー。
男性にお花を貰ったのは初めて。
「私、好きな人がいるんです……」
花を見つめていると、気付けば口から勝手に言葉がこぼれていた。
自分でもどうしてこんな事を口走ってしまったのか分からない。
「でも、絶対に付き合う事は出来なくて……この事黙ったまま、日下部さんの優しさに甘えてしまおうかとさえ考えたりもして……ごめんなさい、自分でも気持ちがまとまってなくって、意味わかんないですよね……」
「いいや……ちゃんと伝わってるよ」
「あ、ははっ、ごめんなさい……私にこんな素敵なプレゼントを受け取る資格なんてないんです」
春ちゃんの事を今でも凄く想ってる。
それなのに、こんなに真剣に考えてくれてる日下部さんにこれ以上失礼な事をしちゃいけない。
そう思った。
もっと早くに自制するべきだった。


