奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

食事をしながら、お酒を飲みながら、少しずつ時間が過ぎて行く。


ふわふわしていて気持ちがいい。


少し酔いが回ってきているのかも。



「鈴川さんが受付に入って直ぐの頃から、実は気になっていたんだ」

「え……?」

「鈴川さんと滝沢さんはいつも噂の的だったからね」



噂……。


ロクな噂じゃないだろうな。


変な噂多かったし。



「噂をされてもしょうがないなと思ったよ」

「特に目立つこともしてないですし、ただ仕事をしているだけですよ?」

「二人とも容姿が整っているから、良くも悪くも居るだけで目立つんだよ」

「はぁ……」



よく分からん。


桃花からはキラッキラなオーラ出てるけど、私はねぇ……。


一緒にいることが多いから、知らない内に桃花のキラッキラが付着してたとか?


桃花様効果だ。



「変な噂も多かったけどね」

「日下部さんはどんな噂を聞きました?」



こうして社内の人に直接聞くのは初めて。


聞きたいような聞きたくないような……複雑な気持ちだったけど、好奇心の方がまさっている。


ちょっと楽しくなってきた。