奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

「鈴川さんは年齢関係なくモテるね」

「え!? そんな事ないです! 優君は多分私の事をお姉ちゃん?みたいに思ってるんだと思います」



もしくはオモチャ?


私を使って楽しんでる感は否めないけど、それでも真剣に気持ちをぶつけてくれてる事も分かってる。



「優君って呼んでるの?」

「え、と……はい……」



名字で呼んだら社長とかぶってなんか嫌だし……呼び捨てで呼ぶのも抵抗あるし……。


あれこれ考えてたら自然と優君にたどり着いていた。



「鈴川さんはなんて呼ばれてるの?」

「優君にですか?」

「あぁ」

「……文美、です。 私一応年上なのにって感じですよね」



優君は誰に対してもあんな感じなのかな?


馴れ馴れしいっちゃ馴れ馴れしいけど、嫌な感じはしないんだよね。



「少し、社長の息子の気持ちが分かる気がするよ」

「優君の気持ちですか?」

「背伸びをすることで、同等にみてもらいたいんだよ。 俺も彼ぐらいの時はそうだったからね」

「どう、とう……?」



分かるようで分からなかった。


そんなことをしなくても、優君はしっかりしてる。


私の方が子供っぽいような気がする時もある。