次の日は昼休みの後のシフトで桃花と一緒になった。
昼休み後の一階総合受付はめちゃくちゃ混雑している。
お客さんをさばいているとあっという間に時間が過ぎる。
怒涛の時間が終わり、フーっと息をついた。
「毎度の事ながら疲れた……」
「今日は特に来客が多かったわね」
「多いなんてもんじゃないよ……殺意が芽生えそうだった」
「大げさなんだから」
あれ?
そういえば、今日は愚痴が聞こえてこない。
隣に座るあゆちゃんに目を向けると、カウンターの下でファンデーションのケースを開き、ご機嫌な様子で化粧チェックをしていた。
珍しい。
受付が混雑すると、その後は必ずといっていいほど口を尖がらせてグチグチ文句を言うのに……。
「なんかいい事あったの?」
「これからだよぉー」
……は?
いってる意味がわかんないんだけど……。
「何かあるの?」
「えぇー!? もしかして知らないのぉ?」
「何が?」
「今社長の息子さんが着てるんだってっ。 見初められれば玉の輿のチャンスじゃない!」
見初められればって……御伽噺だとか映画じゃあるまいし……まぁあゆちゃんらしいよ。
昼休み後の一階総合受付はめちゃくちゃ混雑している。
お客さんをさばいているとあっという間に時間が過ぎる。
怒涛の時間が終わり、フーっと息をついた。
「毎度の事ながら疲れた……」
「今日は特に来客が多かったわね」
「多いなんてもんじゃないよ……殺意が芽生えそうだった」
「大げさなんだから」
あれ?
そういえば、今日は愚痴が聞こえてこない。
隣に座るあゆちゃんに目を向けると、カウンターの下でファンデーションのケースを開き、ご機嫌な様子で化粧チェックをしていた。
珍しい。
受付が混雑すると、その後は必ずといっていいほど口を尖がらせてグチグチ文句を言うのに……。
「なんかいい事あったの?」
「これからだよぉー」
……は?
いってる意味がわかんないんだけど……。
「何かあるの?」
「えぇー!? もしかして知らないのぉ?」
「何が?」
「今社長の息子さんが着てるんだってっ。 見初められれば玉の輿のチャンスじゃない!」
見初められればって……御伽噺だとか映画じゃあるまいし……まぁあゆちゃんらしいよ。


